2014年3月6日木曜日

子どもの受動喫煙のリスク(2)

「三次喫煙」とは何でしょう。あまり聞いたことのない言葉ですが、この記事ではその影響についても書かれています。
・産業医科大学の大和教授のグループが、全席喫煙可の喫茶店での空気を調べたところ、午後6時頃の平均濃度が371μg/㎥と「北京並み」の汚染だった。
・車の運転席で吸った場合には、全ての窓を10cm開けてエアコンで換気しても車中の濃度は最大3千μg/㎥で、助手席より後部座席のほうがより高濃度となる。
・家族がたばこを吸う家の子どもの尿中のコチニン(ニコチンの代謝物質)は、吸わない家庭に比べ「換気扇の下」で3.2倍、「ベランダ喫煙」でも2.4倍と多かった。この結果はベランダや換気扇の下で喫煙しても子どもは影響を受けている。
・喫煙後の服や、家具や壁に残るたばこ由来の化学物質を触ったり、吸い込んだりすることを「三次喫煙」と呼ぶが、化学物質がついた家具や服に小さな子どもが触っている。

これは家庭内での「分煙」として、換気扇の下やベランダでの「蛍族」の喫煙も、その副
流煙が家具・壁・洋服などに沁みこみ、そこからも子どもに対して影響を与えていること

に警報を鳴らしています。



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