国内はもとより、日本への影響が 懸念されています。
人間は毎日大量の空気を吸っています、その量は成人の1日の食物 摂取量の約
10倍の20kgと言われております。 この空気の中に、細菌やウィルス、PM2.5の
ような物質も含まれています。
人間は鼻や喉、気管支などにはひだや粘膜があって、ウイルスなどの異物の侵
入を防いでいますが、PM2.5はとても小さいため肺の一番奥にある肺胞まで達し
ます。肺胞は酸素を取り組む大切な機能を持ちます。
肺胞にはせん毛運動はありませんが、PM2.5などの異物を取り除く機能はありま
すが、量が多いと処理できず、残ったり炎症が起きます。その影響は、酸素を
取り組むことができなくなり、喘息など、呼吸器の 病気や循環器の病気が起こ
りやすくなります。PM2.5が発がん性物質を含んでいれば、ガンの恐れもでてき
ます。
PM2.5は黄砂の時期と重なり、日本への影響は避けられないのが現状です。また、
花粉も多く飛散すると言われています。黄砂や花粉にPM2.5 が重なると、花粉
症やぜん息などの持病がある方は症状が出やすくなる可能性もあります。また、
肺がんのリスクの上昇や、循環器系葉の影響も懸念されています。
環境省は濃度水準として、1日70μm/㎡に対応する1時間平均値85μm/㎡を、
1日の早い時間帯で超えた場合は、都道府県が注意喚起を行うことを奨励してい
ます。
暫定指針値を超えた場合、屋外での長時間の激しい運動や、外出を極力減らす
こと、また、屋内においても換気や窓の開閉を必要最小限にすることなどによ
り、外気の屋内への侵入を少なくし、その吸入を減らす事を勧めています。
0 件のコメント:
コメントを投稿