新説では、まず、皮膚のバリアー機能の欠陥が先にあって、初めは皮膚からアレルゲンが侵入して免疫を刺激。その後にアレルゲンが鼻に入ると鼻炎や花粉症に喉に入ると喘息になるといわれてます。
この説に基づき、皮膚のバリアー機能を高めてアレルギーを防いだり、治したりできる研究も始まっています。
ある研究では、アトピー性皮膚炎の家族を持つ新生児を、保湿剤で皮膚のバリアーを守るグループとそうでないグループに分け調査したところ、バリアーを守ると発病したのは33%で、やらなかった場合の発病率54%に比べ約4割減少したそうです。
また、皮膚のフィラグリン(皮膚のたんぱく質)の量を増やす化合物を初めて見つけ、アトピー性皮膚炎の症状の改善に効果が上がることも分かってきており「あと5年位で実用化に」との見通しとしています。
続きは明日書き込みます。
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