2014年7月18日、熊本大大学院の戸田敬教授らの研究グループは、PM2.5(微小粒子状物質)の中に、発がん性があり、シックハウス症候群の原因になるホルムアルデヒドが含まれていることを初めて確認したと発表しました。
気体のホルムアルデヒドは吸いこんでも多くが気管までで消滅するが、PM2.5が結びつくと肺に達しやすいとの事です。戸田教授は「健康へのリスクが高いと考えられる」とし、研究グループは「通常は気管までしか達しないホルムアルデヒドがPM2.5と結合することにより、容易に肺まで到達し人体に大きなリスクをもたらす」とコメントしています。
一昨年来PM2.5の飛来は大きなニュースとなりました。Pm2.5の主成分は、元素状炭素(いわゆる黒スス)、有機炭素(芳香族炭化水素などの発がん物質等)、硫化イオン、硝酸イオン、アンモニアなどの化学物質と重金属でタバコの煙も含まれています。
今回ホルムアルデヒドが含まれているとの発表は、シックハウス症候群に悩む多くの人にとり切実な問題です。
明日へ続きます。
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