梅雨の季節ですが、海水浴シーズンの幕開けです。
産業技術総合研究所のグループの調査で、世界21カ国・地域の海水や海岸の砂から、発泡スチロールが溶け出たとみられる化学物質が検出されていたことが分かりました。
脳などの発達に影響する恐れが指摘される物質も含まれ、未知の海洋環境汚染が地球規模で広がっている可能性を指摘しています。
10年前から各国の海岸267地点で調査を始め、発泡スチロールの原料の【ポリスチレン】が分解してできる物質【スチレンオリゴマー(SO)】の有無や試料の分析結果をまとめ、
その結果SOは全ての調査地点の海水と海岸の砂から検出されました。
研究グループは発生源を突き止めるため、実験を重ねその結果、海から検出されたSOは、海岸に漂着したポリスチレンが分解されてできたと結論づけています。
明日へ続きます。
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