前回に引き続き、経営者の住宅景況感調査(H26年1月度)報告の情報です。
6.向こう6か月の住宅市場について ( )内はH25年7月度調査数値
・「所得の伸び」では、上昇傾向。【上がる7(4)・変わらず11(13)・下がる0
(0)】
・「家賃の動向」では、若干上昇の傾向。【上がる4(3)、変わらず14(14)、下
がる0(0)】、「金利の動向」では、現状維持の傾向。【上がる7(12)、変わら
ず10(5)、下がる1(0)】
・「資材価格の動き」では、上昇傾向。【上がる16(14)、変わらず2(3)、下が
る0(0)】
・「建築の手間賃」では、上昇傾向。【上がる16(14)、変わらず2(3)、下がる
0(0)】
・「地価の動向」では、上昇傾向。【上がる9(7)、安定化8(10)、下がる1(0)】
・「展示場来場者数」では、減少傾向。【増える4(14)、変わらず6(2)、減る7
(0)】
・「技能職人数(大工)」では、職人数不足顕著。【過剰0(0)、充足0(3)、不
足18(14)】
*アベノミクス効果で、好況感が少しずつ広まりつつあるようです。しかし、
大型公共事業や震災復興事業の加速に、更に増税特需による住宅建築の集中な
どが加わり、「資材価格の上昇・品薄」や「建築手間賃の上昇」で、工程の遅
れやコストへの圧迫が顕在化しております。一層の業務手順の見直しやコスト
ダウンの意識を強めることが急務と考えます。また大きな課題「技能職人数
(大工)の不足」も年々顕著になって参ります。従来の枠に捉われない「多能
工」の育成や、システムとしての導入など、早目に検討する時期も間近いので
はないでしょうか。
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