2014年5月23日金曜日

高齢社会白書(3):健康と福祉

高齢者の健康・福祉面では「高齢者の半数近くが何らかの自覚症状を訴えているが、日常生活に影響がある人は5分の1程度」と報告されています。

日常生活に制限のない期間(健康寿命)は、2010年時点では男性が70.42年、女性が73.62年となっており、2001年時に比べると13年延びていますが、同期間における平均寿命の
延びに比べ小さくなってきており、10年間での平均寿命と健康寿命の差は男女とも広がっており、何らかの制限を受けている人が増えてきていると言えます。


高齢者の死因のとなった疾病では、死亡率の最も高かったのは「悪性新生物(がん)」で、高齢者人口10万人に対し970.3となっており、次いで「心疾患」589.2、「肺炎」406.3で、この3疾病が高齢者の死因の半分をしめております。


以降、明日に続きます。


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