2014年5月24日土曜日

高齢社会白書(4):介護

高齢者の要介護者数は急速に増加しており、特に75歳以上で割合が高くなっています。第1号被保険者(65歳以上)の要介護度別認定者数は2001年には288万人であったのが、2010年には491万人と203万人(約1.7倍)が増えています。

いわゆる<老々介護>も、同居している主な介護者の年齢が60歳以上が、男性で64.8%、女性で60.9%となっており、<老々介護>のケースも相当数存在しているとしています。

介護を受けたい場所は「自宅」が約4割、最期を迎えたい場所も「自宅」が半数を超えています。「どこで最期を迎えたいか」についても、自宅が54.6%と最も高く、次いで「病院などの医療施設」が27.7%となっています。


<老々介護>は要介護者も介護者も共に加齢により、介護状態は年々厳しい状況となり社会的な悲劇も報じられます。高齢化人口の増加と共に、増々この状況は増えていきます、状況の打開には多くの課題が言われますが、先ずは周りからの手を差し伸べる事が大切と思われます。



以降、明日に続きます。


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